つむぐについて。

わたしは、この「つむぐ」という名前にこんな思いを込めました。お時間のあるときにぜひ読んでみてください。

つむぐという言葉を辞書で引くと

綿や繭 (まゆ) を錘 (つむ) にかけて繊維を引き出し、縒 (よ) りをかけて糸にする。「糸を―・ぐ」
(比喩的に)言葉をつなげて文章を作る。多く、物語や詩歌などを作ることをいう。「思いを五・七・五の言葉に―・ぐ」
goo国語辞書より引用

私はずっと、この言葉が大好きでした。それは、自分の思いや考えを言葉にして文章として立ち上げていく過程を表すのにこの紡ぐという言葉がぴったりだと、中学生のころから思っていたからです。

30代に入ろうとしたとき、わたしはある団体に所属することになりました。それは偶然が重なった出会いでもありました。それからの月日は、今まで出会ったことが無かった価値観との出会いでもありました。その価値観との出会いは、わたしという人間を構成する要素のひとつひとつとしてわたしの中に蓄えられていきました。

その蓄えられた要素は、わたしの中で糸を紡ぐように組みあがっていきました。そしていま、その紡がれたものが今のわたし。

人というのは出会う人で変わる。

確かに母親の体の中で遺伝子として授かったものはあるのですが、その後、親や兄弟、親戚というコミュニティから自分の足で歩きだすと年齢に応じた出会いがあり、関わり方から多くのことを学び、蓄え、自分というものが構成されていく。

持ち合わせたものは変えられないかもしれないけれど、それをうまく使っていくことで縒りをかけて糸にするようにしていく中で人というのは変わっていくものだということを実感するようになりました。

自分の変化に気付くには

自分というものが変わったと実感することはあまりない、そういう人がわたしの周りには意外と多い。わたしから見ればいきいきとした笑顔だったり、目の色だったり、発する言葉だったり、いろいろなところに変化を感じます。

自分自身もそうですが、意外と自分の変化には気付いていないものなんですよね。

でも、もしかしたら、なのですが。気づいていないのではなく、気づいているけれど伝えていないだけなのかもしれない。そういう話はできないのかもしれない。

だって忙し過ぎて、自分を振り返る時間を持つことが難しいから。大人になればなるほど、担うものが増えてきて。ひとつひとつが重くなることもあれば、もの自体が増えることもある。役割も増える。やらなければならないものも増える。実際に体を動かすこともあれば、心をずっと持ち続けていないと…っていうこともある。

周りのことばかりを優先しているわけではないけれど、なぜか自分を後回しにしてしまっている人、多いような気がします。

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